遊び方

「Fate/Grand Order Duel -collection figure-」は、
ミニフィギュアとコマンドカードを用いて楽しめる
「英霊召喚ボードゲーム」です。
プレイヤーは、マスターとなり3騎の
サーヴァントを従えて他のマスターと戦い、
勝利を目指します。
本ゲームには基本ルールと上級ルールがあり、
ここでは基本ルールを説明します。

ルールPDFをダウンロードする

使うものの説明

サーヴァント

サーヴァントは1騎ごとに次の要素を持っています。

フィギュア

マップ上でサーヴァントの位置を表すフィギュアです。

ステータスカード

サーヴァントの情報が書かれたカードです。

  • ①レアリティ
  • ②コマンドカードの情報
  • ③クラス
  • ④名前
  • ⑤コスト
  • ⑥サーヴァントID
コマンドカード

サーヴァントが持つ5枚1セットのカードです。

  • ①パワー
  • ②コマンドカードの種類
スキルカード

上級ルールのみで使用します。

プレイシート

カードやフィギュアを置くシートです。
公式ページより印刷してご使用ください。

  • ①ステータスカード置き場
  • ②チェインカウンター
  • ③コマンドデッキ置き場
  • ④トラッシュ
  • ⑤エリア
  • ⑥エリア(マスターエリア)

「エリア」が描かれたプレイシートを
「マップ」と呼びます。

  • マップ(炎上汚染都市 冬木)をダウンロードする
  • マップ(邪竜百年戦争 オルレアン)をダウンロードする

プレイシートをダウンロードする

※マップ・プレイシートをA3サイズで2枚ずつ印刷し、計4枚を繋げてご使用ください。

チップ

ゲームで使用するチップです。
パッケージに印刷してあるものを切り取り、ご使用ください。

ゲームを始める前に

パーティの準備

「Fate/Grand Order Duel -collection figure-」では、マスターごとに3騎のサーヴァント
(フィギュア/ステータスカード/コマンドカード)を用意します。
この3騎のサーヴァントをまとめたものを「パーティ」と呼びます。
以下のルールを守り、パーティを作りましょう。

  • ・用意するサーヴァントは3騎。
  • ・3騎のサーヴァントのコストの合計は11以内。※1
  • ・1つのパーティにサーヴァントIDが同じサーヴァントは入れられない。
  • ※1 対戦相手とご相談の上で、コストを緩和してお楽しみください。【8月9日(木)追記】

※3騎集めることで「フィギュア3体」「ステータスカード3枚」「コマンドカード15枚」になります。

ゲームの準備

①プレイシートを図のように配置します。

  • マップ(炎上汚染都市 冬木)をダウンロードする
  • マップ(邪竜百年戦争 オルレアン)をダウンロードする

プレイシートをダウンロードする

※マップ・プレイシートをA3サイズで2枚ずつ印刷し、計4枚を繋げてご使用ください。

②じゃんけんなどで先攻後攻を決めます。

③プレイシートの「STATUS」と書かれた場所にステータスカード3枚を裏向きに置き、お互い同時に表向きにします。
その後、各ステータスカードを置いた場所の番号と同じ番号のマップのエリアに、そのサーヴァントのフィギュアを置きます。
この番号が書かれた3つのエリアを「初期エリア」と呼びます。

④コマンドカード15枚を束ねてシャッフルし、プレイシートの「COMMAND DECK」と書かれた場所に裏向きで置きます。
以降、ここにあるカードのことを「コマンドデッキ」と呼びます。
自分も相手も、コマンドデッキの内容を見てはいけません。

⑤コマンドデッキから5枚カードを引き、手札として相手に見えないように持ちます。
手札が気に入らない場合、1回だけ、手札5枚をコマンドデッキに戻してシャッフルし、改めて5枚引くことができます。

準備が終わったらゲーム開始です。

ゲームの勝利条件

どちらかのマスターが次のいずれかの条件を満たしたら、そのマスターの勝利となりゲームを終了します。

  • ・相手のサーヴァント3騎をすべて消滅させた。
  • ・相手のマスターエリアに自分のサーヴァントが移動した。
  • ・相手の「コマンドデッキ」「手札」「戦闘時のコマンドカード」「トラッシュ」の合計枚数が4枚以下になった。

ゲームの流れ

ゲームは、「ターン」と呼ばれる一連の流れを自分と相手が交互に行うことで進行していきます。
ターンは、次の4つのフェイズから出来ています。

  • ①スタートフェイズ
  • ②アクションフェイズ
  • ③チャージフェイズ
  • ④エンドフェイズ

まずは先攻のマスターからターンを行い、
「④エンドフェイズ」が終わったら後攻のマスターのターンになります。

スタートフェイズ

何も行いません。

アクションフェイズ

自分のサーヴァント1騎を隣接するエリアに移動させます。

移動先の決定

「マップにいる自分のサーヴァント1騎」と「移動させたい隣接するエリア」を選び、
手札からそのサーヴァントのコマンドカード1枚をトラッシュに置きます。

【移動のルール】
  • ・移動が可能ならば必ず行わなければなりません。
  • ・「自分のサーヴァントがいるエリア」と
    「自分のマスターエリア」は選べません。
  • ・マップにいるサーヴァントのコマンドカードが
    手札にない場合、手札をすべて
    トラッシュに置き、アクションフェイズを終了します。
【トラッシュのカードの置き方】

トラッシュに置くカードは、表向き/縦向きで置きます。
1枚ずつ少しずらして置くと使い終わった
カードがわかり、遊びやすくなります。

戦闘

選んだエリアに相手のサーヴァントがいる場合、移動しようとした自分のサーヴァント(攻撃側)と、
エリアにいた相手のサーヴァント(防御側)で戦闘を行います。

※相手のサーヴァントがいない場合、なにもせず「3.移動」に進みます。

移動しようとした自分のサーヴァント(攻撃側)と、エリアにいた相手のサーヴァント(防御側)で戦闘を行います。

  1. ①お互い、手札から3枚のコマンドカードを選びプレイシートの
    「BATTLE」と書かれた場所に裏向きで置き、お互い同時に表向きにします。

    ※戦闘中ではない別のサーヴァントのコマンドカードも使用できます。

  2. ②チェインの発生を確認します。
    戦闘時に使用したコマンドカード3枚の内容により、以下のチェインが発生することがあります。
    • Quick CHAIN

      3枚ともQuick

      「チェインカウンター」の「スタートマス」に
      チップを置く。
      次のターン、パワー+7。

    • Arts CHAIN

      3枚ともArts

      「チェインカウンター」の「スタートマス」に
      チップを置く。
      次とその次のターン、パワー+3。

    • Buster CHAIN

      3枚ともBuster

      このターン、パワー+3。

    • Brave CHAIN

      3枚とも戦闘中のサーヴァントのカード

      このターン、パワー+
      (3枚の中で一番小さいパワー分)。

    ※「Quick CHAIN」と「Arts CHAIN」は発生したターンにはパワーが上がりません。ご注意ください。

    Arts CHAINが発生した場合、図のようにチップを置きます。

  3. ③お互い、使用したコマンドカードのパワーとチェインによるパワー補正を合計します。

    コマンドカード
    2+4+4

    +

    チェイン
    +3

    = 合計パワー 13

  4. ④お互いの合計パワーを比べ、大きい方が勝利となります。
    攻撃側が勝った場合、防御側のサーヴァントは消滅します。防御側が勝った場合と引き分けの場合、何も起こりません。
    【消滅】
    そのサーヴァントのフィギュアをゲームから除外します。

    ※ステータスカード、コマンドカードは除外しません。

    ※ゲームから除外された用具は、プレイシートの外側に他のものと混ざらないように置いておきましょう。

  5. ⑤お互い、戦闘で使用したコマンドカードすべてをトラッシュに置きます。
移動

選んだエリアにサーヴァントを移動させます。

選んだエリアにもともとサーヴァントがいなかった場合、または、
「2.戦闘」で勝って相手のサーヴァントが消滅していた場合、選んだエリアにサーヴァントを移動させます。
「2.戦闘」で負けていた場合、移動は行えません。

チャージフェイズ

お互い、手札が5枚になるようにコマンドデッキからカードを引きます。

【コマンドデッキが足りなくなった
場合のルール】
コマンドデッキが足りなくなった場合、次の手順で新たなコマンドデッキを作ります。
  1. ①トラッシュにあるコマンドカードから1枚を選んでゲームから除外します。
  2. ②トラッシュにある残りのコマンドカードすべてを束ねてシャッフルし、新たなコマンドデッキにします。

例1:コマンドデッキが残り3枚でカード4枚を引く場合。まず3枚を引き、新たなコマンドデッキを作り、残りの1枚を引きます。

例2:コマンドデッキが残り4枚でカード4枚を引く場合。4枚を引き、新たなコマンドデッキはまだ作りません。
作るのは、さらにカードを引く時になります。

エンドフェイズ

お互い、チェインカウンターを1マス進めます。

※チップがすでに一番右のマスにある場合、チェインカウンターからチップを外します。

これでターンは終了となります。
以降、どちらかが勝利条件を
満たすまで交互にターンをくり返します。

上級ルール

基本ルールに「スキルカード」を加えて遊ぶ上級ルールです。
サーヴァント1騎ごとにスキルカード1枚が使用可能になります。

スキルカード

サーヴァントが持つ特殊な能力を表したカードです。
ゲーム中、1枚につき1回だけ使用できます。

  • ①スキル名
  • ②効果
【NPのルール】
トラッシュに置かれている縦向きのArtsのコマンドカードを「NP」と呼びます。
スキルカードに【コスト:NP〇枚を消費】と書かれていた場合、そのスキルカードは、
「トラッシュの縦向きのArtsのコマンドカード〇枚を横向きに倒さなければ表向きにできない」ことを表しています。

例:【コスト:NP2枚を消費】

「スキルカード」の追加により、
基本ルールに以下の手順が加わります。

ゲームを始める前に

パーティの準備
サーヴァント1騎ごとに、そのサーヴァントのスキルカードを1枚ずつ用意します。
ゲームの準備
プレイシートの「SKILL」と書かれた場所にスキルカード3枚を裏向きで置きます。
この時、同じサーヴァントのステータスカードとスキルカードが上下で隣接するように置きましょう。
自分のスキルカードの内容はいつでも確認できますが、相手の裏向きのスキルカードの内容は見てはいけません。

スタートフェイズ

ターンを行っているマスターは、「スタートフェイズ」に1枚だけスキルカードを使用できます。

スキルカードの使い方
  1. 1.裏向きで置かれている【トリガー】以外のスキルカードを表向きにする。
  2. 2.そのスキルカードの効果に従う。
  3. 3.使用したスキルカードをゲームから除外する。(【常駐】は除外しない)
【常駐】
スキルカードに【常駐】と書かれていた場合、表向きにした後、
ゲームから除外されずにその場所に置いたままになります。
【常駐】スキルは表向きで置かれている間ずっと効果が発揮し続け、
使用しているサーヴァントが消滅する時、一緒にゲームから除外されます。
【トリガー】
スキルカードに【トリガー】と書かれていた場合、
そのスキルはスタートフェイズに選んで使用することはできません。
【トリガー】スキルは、【トリガー:敵が自身のエリアに移動しようとしたとき】など、
スキル内に使用できるタイミングが書いてあり、そのタイミングに表向けにし、
割り込んで使用することができます。

アクションフェイズ

2.戦闘
サーヴァントが消滅する時、そのサーヴァントのスキルカードもゲームから除外します。

※スキルカードが裏向き(未使用)だったとしてもゲームから除外されます。

用語説明

基本編

  • マスター

  • 自分

  • 相手

  • サーヴァント

  • フィギュア

  • ステータスカード

  • コマンドカード

  • クラス

  • コスト

  • サーヴァントID

  • パワー

  • パーティ

  • コマンドデッキ

  • トラッシュ

  • チェインカウンター

  • エリア

  • マスターエリア

  • 初期エリア

  • チェイン

  • 消滅

  • ゲームから除外

上級編

  • スキルカード

  • NP

  • コスト:NP〇枚を消費

  • 常駐

  • トリガー

  • 味方

  • 自身

  • Quickカード

  • Artsカード

  • Busterカード

  • ドロー